俺の腕時計【No.1】セイコー NASAスピンオフ スペースムーブ クロノグラフ
こんにちは。腕時計大好き大学生のいまじんです。
腕時計が好きな大学生って、あんまりいないんですよねえ。ここでは僕の愛用時計を紹介していきたいと思います。間違いもあると思いますが、何分素人なもので、優しくご指摘くだされば幸いです。
今回は一本目。
セイコーの「NASAスピンオフ スペースムーブ クロノグラフ」です!
かっこいいですよね⁉
遠目から見るとオメガのスピードマスターのようにも見えますし、配色とサイクロプスレンズがチューダーのクロノタイムにも似てます。(なぜか)回転するタキメーターベゼルのギザギザ感はジンのインストゥルメントクロノグラフ103を彷彿とさせます。
こちらは高校2年生の冬に購入しました。
この時計と出会うまで、腕時計は好きだけど、G-SHOCKのマッドマスターとシチズンfalconしか持っておらず、G-SHOCKはカジュアルすぎ、falconはフォーマルすぎることが悩みでした。今思えば、高校生ごときが2本も時計を持っていれば充分だと思いますし、なんとも生意気な悩みですね…(^_^;)
オメガ・スピードマスタープロフェッショナルのデザインが大好きだったので、メタルバンドのお手頃な(とは言っても高校生の財布にはかなり響きましたが…)クロノグラフを探しているときに、ネットでこの時計を見つけたんですね。
この時計の凄いところは、文字盤に実際に宇宙に行ったスペースシャトルの外壁タイルが使われているということ!
1992年9月12日に打ち上げられ、7日と22時間30分宇宙空間を飛行したスペースシャトル・エンデバー号のものなんです。ちなみにエンデバー号には、日本人初の宇宙飛行士・毛利衛さんも搭乗していました。
実はこの時計、セイコーの正規商品ではありません。
東京・江東区にある砂町銀座商店街の「毎日が激安の店」で販売されていた限定商品です。
なんでも、ここの社長さんに当時NASAに勤めていた知り合いの方がおられ、NASA特許の民間移管と宇宙教育のために、何か商品を作ることになり、最終的に腕時計をつくろう、という話になったんだそうです。
ちなみに、NASAスピンオフ スペースムーブクロノグラフは僕が持っている黒文字盤だけでなく、白文字盤のものもあります。白・黒合わせて限定1000本ですから、黒文字盤は500本しか存在しません。
他人と腕時計がかぶる、なんてことはまずないでしょう。
僕は黒文字盤が欲しかったので、在庫について問い合わせてみると「黒は人気で、もうほとんどない」とのこと。
オンラインでも販売しているようでしたが、やはり実際に手に取って購入したい!と思い、友人に付き合ってもらってお店まで行きました。
すると社長さんが出てきて、「折角来てくれたから、黒文字盤あげるよ」と、まさかの数少ない黒文字盤を譲っていただきました!
さらに奥からエンデバー号の外壁タイルの実物を取り出してきて、見せてくれました!大気圏突入の熱に耐えられる作りだからごついものかと思ってましたが、非常に軽く、発泡スチロールのようでした。
お値段のほうは当初16万円だったものを、在庫処分価格で2万2000円に。さらにさらに消費税差し引き価格で2万円にしていただきました。社長さん、ホントにありがとうございました…!
実際に宇宙に行った文字盤で、お気に入りの配色で、お買い得で、レア物で、親友と買いに行き、部活の遠征先でも活躍してくれて…と、この時計は青春の思い出の詰まった大切な一本です。
この時計、男子にはすごい人気です。多くの男性に「その時計めっちゃかっこいいね!」と言っていただけました。精悍なカラーリング、クロノグラフ特有のメカ感満載なので、男の子は好きなデザインだと思います。
この時計はベゼルにタキメーターだけでなくテレメーターもついているんですね。梅雨時は雷の光が見えたらクロノグラフをスタートさせて、雷鳴が聞こえたらストップさせ、雷の落ちた場所からの距離を測ったりしています。なんの利益もないんですけど、こういうガジェット感、ロマンですよねえ笑
ちなみに女の子には一度も言及されませんでした笑
逆にシチズンfalconは女性にに何度か褒めていただきました。falconはスーパーシンプルデザインなので、女性にも似合うと思います。いずれこちらも記事にしたいと思います。
【スペック】
ケース経:42㎜
ケース厚:12㎜
ラグ幅:20㎜
ムーブメント:セイコー製クオーツVD57
風防:ハードレックスガラス
耐磁1種
200m防水
耐磁・防水というオーバースペックも嬉しいですね~